
これまで実施してきました認定試験により、約12,000名強の登録者が誕生しております。その登録者の中には病院、薬局、企業等で具体的に健康食品問題に関する活動を始められた方が多数おられます。また、認定協会教育委員会による生涯教育制度も年々充実し、多くの登録者から非常に素晴らしい教育システムであるとの高い評価を得ております。
食全般と健康のかかわり、さらには食の安全、安心に関して正しい情報の発信できる方々を養成するために、平成19年度からは従来の教育目標を大きく発展させて、保健機能食品、いわゆる健康食品、医薬品と食品の相互作用、医薬品や健康食品の副作用、NST (Nutrition Support Team、栄養支援チーム)への参画、食品機能成分の有効性・安全性、食品表示、食品添加物、残留農薬、食中毒など広範囲な領域の勉学をしていただいています。個人個人、こうした広範囲な領域を効率よく各自の時間に合わせて学んでいただくシステムによる生涯教育は、当協会の自慢とするところでもあります。最近では大きな医学系学会の教育委員会から当協会の生涯教育方法を取り入れたいと問い合わせをいただいております。
当協会は、食を通して健康に寄与できる知識集団を社会に供給するために認定試験制度を発足させました。また、その合格者に新たな教育制度でもって消費者と時代の要求に答えることのできる人材の養成を絶えず行っております。
受験資格取得方法
○ 認定校制度
各学校(大学)において日本食品安全協会が指定するカリキュラム等の認定基準を満たした場合には認定校として認可され、受験資格を得ることが可能となります。(認定校には、最低1名の健康食品管理士資格を有する教員が求められます。詳しくは、日本食品安全協会のホームページもしくは事務局へご連絡してください。)
○ 認定試験受験用講座
日本食品安全協会主催又は認定団体主催による認定試験受験用講座を修了すれば受験資格を得られます。
講座の受講が必要な資格者
4年制薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、栄養士、保健師、看護師、針灸師、理学療法士、作業療法士の有資格者及びその養成校の学生(受験は大学3年生から)、登録販売者(実務経験2年以上)
上記資格者以外で食品衛生監視員になれる方及びその養成校学生
大学卒で協会の資格審査により受講が認められた方
講座の受講が免除される資格者
医師、獣医師、歯科医師、6年制薬剤師
薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、栄養士、保健師、看護師で修士以上の学位取得者
BIO-Sフードサイエンス終了者(大学生、大卒)
大学院終了者で協会の資格審査により受験が認められた方
認定試験受験用講座と認定試験の概略は以下のとおりです。
受験用講座(教育講座)
受験資格者
認定試験について
日本食品安全協会主催の認定試験用講座
指定養成機関 |
|
株式会社エコロジーヘルスラボ |
1)協会が認めた認定校で指定教育カリキュラムを履修された方
2)教育講座を終了した方
3)教育講座を免除された方
1)試験の方法
・択一式の学科試験(100問)
2)試験科目
(1)健康食品総論(2)健康食品各論(3)食品と栄養(4)食品表示・食品の安全性
(5)疾患と栄養(6)医薬品と食品の相互作用(7)関係法規(8)疾患と病態解析
※ ただし、有する資格による科目免除はおこないません。